小学校では国語の時間に先生が作文の書き方を教えてくれていると思う。しかし、なかなか書けるようにならないのが実情である。

確かに“文章を書く”という作業はとても難しいもので、子供だけでなく、大人であっても苦手な方も多い。

では、なぜ小学生は文章を書けないのか？

国語が苦手だから、ということではない。

確かに国語という教科が苦手な生徒さんはたくさんいるが、元々、子供たちは文章を書ける要素は持っていると私は考える。

子供の持っているものを、表に引き出してあげないから、作文が書けないのである。

だから、それを私は引き出すようにしている。

子供たちが内に持っていることを外に引き出すによって、誰でも文章が書けるようになる。

実際に、作文講座を受講している生徒さんで、これまで原稿用紙の半分も書けなかった生徒さんが、軽く原稿用紙１枚書けるようになり、余裕で２枚めも書けるようになった。

こういう変化がよくある。

本当に書けるようになるので保護者の方もびっくりされている。

文章を書くというのは、持っているものを外に引き出すことが、とても大切なことなのである。