茅ヶ崎の花火大会は打ち上げポイントから離れて見ても全景が見れてとても美しいです。今回、浜辺の一段高いところから見ましたが、波音を聞きながら、潮風を浴び、花火が打ち上げられるたびに花火で照らされる海面、向こう側に光るイルミネーションなど・・海の景色と一緒に見れるのが良いところですね。

茅ヶ崎在住の人たちはサザンビーチまで行かずに近場で鑑賞する人も多いようです。それぞれの人が気の合う者たちで集まってバーベキューなどをしながら、近場のよく見えるポイントにシートを敷き、それぞれが楽しんでいる感じです。

私はよく思うのですが、茅ヶ崎の人たちって海の近くの生活をすごくエンジョイしているなぁ、といつも思います。茅ヶ崎のサイクリングロードを走っていて、いつもそう思います。葉山の森戸海岸の人たちも海の近くの湘南ライフを楽しんでいますが、ライフスタイルがよく似ていますね。

住み慣れてしまうとそういう楽しみ方も忘れてしまいますが、茅ヶ崎の人たちを見ますと、思い出させてくれます。

同じ場所にすっと住んでいるとそのありがたみも忘れてしまうものです。私もそういうライフスタイルに憧れて海の近くに引っ越してきました。そのライフスタイルが１００％実現できているのか？と言われたらそうでもないですが、海の近くに住んでいることは幸せなことです。しかし、それが当たり前になってしまっている。茅ヶ崎の花火大会だって、自転車で走ってすぐに海辺で花火が見れるなんて、すごく幸せなことじゃないか・・潮風を浴び波音を聞きながら美しい打ち上げ花火を見ながら、自分の中のもう一人の自分が、自分に言い聞かせていました。忘れてしまっていたものを、あらためて思い出しました。