「合格しました。」

「おー、おめでとう！！けど、早く言ってくれよなー！！」

（生徒は苦笑い）

当塾お決まりの塾長ハグをした。（笑）

ホッとしたし、本当によかった。

実はその生徒さん、普段はとても寡黙でほとんど話しをしない。黙々と取り組むタイプである。面談の時「週三日やる！」と強い意志を持って入塾し、最後までほぼ休みなく貫き通した。寡黙であり、意思の強いタイプでもあった。

そういう子はやはり、がんばれ！と余計応援したくなるもの。また、伸びしろがあるので将来がとても楽しみだ。

中学３年生になったときの志望校調査では、

行きたい学校は迷わず

“〇〇高校！”

とのことであった。

理由は？と聞いたら、

「吹奏楽部に入りたいんです」

とのこと。

なるほど。

〇〇高校の吹奏楽部の演奏は以前、Yes,IDoというイベントで聞いたのだが、素晴らしくてゾクゾクっと鳥肌が立ったのを覚えている。静かなクラッシック調の曲を吹奏楽で演奏するんだ、と驚きました。同じイベントに出ていて人数が全然多く子供も所属している平塚中等の吹奏楽部を圧倒していた。

また、ちょうど私が〇〇高校の吹奏楽部の演奏を観たあとに、生徒から吹奏楽部に入りたい！という事を聞きました。奇跡のタイミングである。

また、これは信じてもらえないかもしれないが、Yes,IDoでその生徒が最前列で演奏しているようなものも見えていた。けど、不思議とこういうことがよくある。アインシュタインも“超自然”について語ることが多いが、そういう現象かもしれない。

さて、模試の面談においても、成績を見て、

「他の学校（偏差値的に上の学校）を目指してもいいかもしれないよ？」

と聞いたところ、

「いえ、〇〇高校がいいです！」

とのこと。

その生徒の揺るぎない意志は変わらなかった。

そして、毎回コツコツと学習を積み重ね、しっかり合格できるレベルを保ち、見事合格をがっちり掴んだ。

本当によかった。

おめでとう！！


受験で合格するための志望校の決め方とは？
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高校入試の受験生が全員第一志望校に合格！
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