中学生や高校生で将来のビジョンなんて持てるのか?の続き。
さて、私の場合はどうだったのかな?
なんて、自分について振り返ってみると、
高校生の時に物理を教えてくれる先生と出会ったことが、自分の将来に大きく影響した。
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高校でその先生に物理を教わって、
「教える道に進もう!」
と思ったのである。
その先生は、当時の教育に不満を持っていて、「教育とはこうあるべき」という考えを持っていた。
(今の教育は当時よりもさらに悪くなっていると思うが)
そして、物理という堅苦しい教科を、「誰でもわかりやすく、楽しく」という考えで教えてくれた。もちろん、暗記はダメ、自分でイメージし、自分の頭で考えることが大切である、という教えを受けた。そのような考え方が、後々の自分の教え方に大きな影響を及ぼした。
教科書の内容なんて型にはまったつまらないものだから・・と、先生ご自身で工夫され、授業などでいつも実験や演示をして、生徒たちに物理の楽しさや素晴らしさを教えていた。
今は授業で演示(ちょっとした実験)をしてくれる先生なんて非常に少ないだろう。特に高偏差値の進学校では、実験よりも問題を解く時間が大事である、という考えだ。そういう学校に行っている生徒たちも実験なんかに興味はないだろう。これはかわいそうなことである。
そういえば、当時、授業中にジブリの映画『風の谷のナウシカ』を観せ、生徒に考えるテーマを与えていた。ジブリの映画というのは、毎回どの作品にもメッセージが込められている。ナウシカのテーマは“核戦争”だ。核戦争の恐ろしさをアニメを通して生徒に伝えていたのである。
授業中に観せるとは何事だ!
という何にも知らない周りの教師からの批判もあったようだが、それを無視して自分の教え方を貫いた。強かった。そういう先生って最高だ。そんな先生なんて、今、めったにいないだろう。
その先生が、言いたかったことは、実は、
『風の谷のナウシカ』=核戦争=核エネルギー=物理
である。
実は思い切り物理に関係していたことだ。
物理を学んだ者は理論上、核爆弾を作れてしまうのである。自分の知識を戦争に使ったらどうなるのか?それを皆で考える授業だったのだ。つまり、平塚中等教育学校の適性検査にもなっているグループワークなのだ。
あと、教え子だった当時、ちょうど先生が本を出版するということで、それと重なって、すごい!と思ったのを覚えている。だから私も本の出版を目標とした。そしていさちゅ私は高校生の時、先生が伝えようとしていたことで、大事なことがまだわかっていなかったようだったが、大学院生の時、教育実習でお世話になり、それがよくわかった。
教育実習の授業では、全てを任せていただき、自由に思い切りやらせてくれた。授業では生徒たちと大いに盛り上がり、お酒を飲みに連れて行ってくれたりもした。母校での教育実習はすごく楽しかったのは今でも覚えている。
こちら↓は恩師である先生の著書なので、興味があったらぜひ読んでみて下さい。物理の楽しさに目覚めますから。
こちら↓は私の著書。型にはまったつまらない物理の教科書とは全く異なった内容なので、興味があったらぜひ読んでみて下さい。
私が将来教える仕事に就きたいという思いは、その後、二浪したり、予備校の講義を受けたりして、揺れ動いたりしたが、徐々に固まっていった。また、大学院を修了し、就職した時期にバブルが崩壊して、まだ少しバブル最後のしっぽの部分が残っている?というタイミングだったからこそ、当時、花形の代々木ゼミナールの講師にもなれたんだと思う。予備校講師の仕事に就けたのは時代やタイミングもあったのかもしれない。
さて、
昨日、中学生の塾生が定期テストで素晴らしい結果を報告をしてくれた。
その生徒さんとの話の中で、
「学校の数学の先生、面白いんですよ。ちょっと変わっているんですが」
とその先生のことを話してくれた。
私は「おっ、いいね。そういう先生は、今どきなかなかいないからついていくんだよ」
生徒「はい」
・・なんて話をした。
子供の将来に大きな影響を与えるのは何か?
“人との出会い”
である。
今の学校で恩師のような存在になる先生はどれくらいいるのだろうか?
もし身近に熱い先生がいたら、しっかりついて行って欲しいです。
「教える道に進もう!」
と思ったのである。
その先生は、当時の教育に不満を持っていて、「教育とはこうあるべき」という考えを持っていた。
(今の教育は当時よりもさらに悪くなっていると思うが)
そして、物理という堅苦しい教科を、「誰でもわかりやすく、楽しく」という考えで教えてくれた。もちろん、暗記はダメ、自分でイメージし、自分の頭で考えることが大切である、という教えを受けた。そのような考え方が、後々の自分の教え方に大きな影響を及ぼした。
教科書の内容なんて型にはまったつまらないものだから・・と、先生ご自身で工夫され、授業などでいつも実験や演示をして、生徒たちに物理の楽しさや素晴らしさを教えていた。
今は授業で演示(ちょっとした実験)をしてくれる先生なんて非常に少ないだろう。特に高偏差値の進学校では、実験よりも問題を解く時間が大事である、という考えだ。そういう学校に行っている生徒たちも実験なんかに興味はないだろう。これはかわいそうなことである。
そういえば、当時、授業中にジブリの映画『風の谷のナウシカ』を観せ、生徒に考えるテーマを与えていた。ジブリの映画というのは、毎回どの作品にもメッセージが込められている。ナウシカのテーマは“核戦争”だ。核戦争の恐ろしさをアニメを通して生徒に伝えていたのである。
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という何にも知らない周りの教師からの批判もあったようだが、それを無視して自分の教え方を貫いた。強かった。そういう先生って最高だ。そんな先生なんて、今、めったにいないだろう。
その先生が、言いたかったことは、実は、
『風の谷のナウシカ』=核戦争=核エネルギー=物理
である。
実は思い切り物理に関係していたことだ。
物理を学んだ者は理論上、核爆弾を作れてしまうのである。自分の知識を戦争に使ったらどうなるのか?それを皆で考える授業だったのだ。つまり、平塚中等教育学校の適性検査にもなっているグループワークなのだ。
あと、教え子だった当時、ちょうど先生が本を出版するということで、それと重なって、すごい!と思ったのを覚えている。だから私も本の出版を目標とした。そしていさちゅ私は高校生の時、先生が伝えようとしていたことで、大事なことがまだわかっていなかったようだったが、大学院生の時、教育実習でお世話になり、それがよくわかった。
教育実習の授業では、全てを任せていただき、自由に思い切りやらせてくれた。授業では生徒たちと大いに盛り上がり、お酒を飲みに連れて行ってくれたりもした。母校での教育実習はすごく楽しかったのは今でも覚えている。
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私が将来教える仕事に就きたいという思いは、その後、二浪したり、予備校の講義を受けたりして、揺れ動いたりしたが、徐々に固まっていった。また、大学院を修了し、就職した時期にバブルが崩壊して、まだ少しバブル最後のしっぽの部分が残っている?というタイミングだったからこそ、当時、花形の代々木ゼミナールの講師にもなれたんだと思う。予備校講師の仕事に就けたのは時代やタイミングもあったのかもしれない。
さて、
昨日、中学生の塾生が定期テストで素晴らしい結果を報告をしてくれた。
その生徒さんとの話の中で、
「学校の数学の先生、面白いんですよ。ちょっと変わっているんですが」
とその先生のことを話してくれた。
私は「おっ、いいね。そういう先生は、今どきなかなかいないからついていくんだよ」
生徒「はい」
・・なんて話をした。
子供の将来に大きな影響を与えるのは何か?
“人との出会い”
である。
今の学校で恩師のような存在になる先生はどれくらいいるのだろうか?
もし身近に熱い先生がいたら、しっかりついて行って欲しいです。
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