そういえば昔はオーディオメーカーがたくさんありましたね。

ソニー、ダイヤトーン、デンオン、トリオ、Akai、ケンウッド・・・などなど、色んな種類の機種がお店に並んでいました。

秋葉原の大型電気店のオーディオコーナーへ行くとオーディオ天国だったからすごくワクワクしたのを思い出しました。

けど今はオーディオメーカーでもないアップルがオーディオ機器でないパソコンでいい音を出してしまうなんて・・・

大昔、大きなコンポを聴き比べても、なかなか自分の好きな音が見つからなかった・・・そんな時代がありましたがあれは一体何だったんだろう？？

昔と今、技術の進歩もあるとは思いますが、きっと「いい音」に対する考え方の違いがあったのだろうとも思いました。

かつては、データ的に優れた音というのがいわゆる“いい音”と言われていたのだと思います。

しかし、聴いていい音、つまり、心地いい音は、それとは違っていて、いくらデータ的に優れた音を作り出しても、聴いていていい音にはならなかったんだろうなぁ・・・

ここで何が言いたいかと言うと、発想の違い、考え方の違いについてです。

これが正しいとずっと思っていたこと、つまり常識が、実は違っていた。答えは別のところにあったということです。

大事なのは発想の転換ですね。

もしも、オーディオが流行っていた時（バブルの頃でしたね）、僕がオーディオメーカーで働き開発をやっていたら、発想の転換ができたかなぁ？いや新しいことをやろうとしても、「売れているんだから今のままでいい」とか言われて自分のやりたいことができなかったかもしれないなぁ・・なんて、勝手な想像をして楽しんでいたり。

けどこれって、受験とか教育とか子供を合格に持って行くための塾選びなどに共通することだなぁ、なんて、僕の頭の中で結びつきました。

断捨離をしていていたある日、色々と考えたことでした。