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併願受験で最も気をつけなければならない点があります。受験で二校以上受けられるということは、もしも第一志望合格が叶わなかった時、併願校に合格していれば、その学校へ行くことができる、という安心感があります。しかし、その安心感が、第一志望合格への勢いを失くしてしまう場合もあります。

第一志望というのは、もちろんその名の通り、受験生が一番行きたい学校です。第一志望合格を目指して受験生全員が頑張っていることでしょう。

しかし、第一志望の受験本番がせまって来て、色々な理由で第一志望の合格を諦めてしまった時、ふと頭の中にあるのが「たとえ落ちても第二志望がある」という考え。このように思った途端、第一志望からどんどん遠ざかってしまいます。成績も伸びません。

だから私は塾生たちに、受験をするなら、公立中高一貫受検の場合は一本勝負、ステップとして私立併願を利用しよう(最後に詳しく書いています)、高校受験の場合は、併願校を頼らず絶対第一志望合格を目指そう、と言ってます。第一志望校に合格して欲しいからです。

しかし、「絶対に第一志望合格を目指そう」とは言っても、本人の気持ちがそこまで向かわないのなら、自然と第二志望に的が変わってしまい、第一志望合格を目指して一生懸命できなくなってしまいます。親の気持ちも同じです。親が「第二志望があるからがんばろう」という気持ちで支えるのなら、子供は逆に第一志望校に向けて頑張れなくなります。

もしも、併願校受験しつつ、第一志望校に合格したいなら、そうならないように進めなければなりません。

併願受験で一番上手い利用の仕方は、併願校つまり、第二志望校の受験をステップとして第一志望校に合格することです。先に併願校を受験し合格をいただき、そして次の第一志望校の受験に臨めば勢いが増します。実際そういうケースで合格した子を何人も見てきています。このような受験になれば、併願校も合格、第一志望校にも合格、そして、第一志望校に進学する、という最高の結果を生むことができます。