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受験本番では“程よい緊張感”というものが大事です。

これから入試本番のシーズンを迎えますが、お子さんが緊張せず全力を出し切ってくれれば、と思う親御さんも多いかと思います。

程よいというのはどのくらいか?というのもそれぞれ違うとは思いますが、緊張感がなさ過ぎても、結果がどうでもよくなってしまいます。

本当に合格したければ、そこまではいかないでしょう。

けど、実際そういう状態のほうが出来もよかったりします。

これはあくまでも僕が大学受験をした時の体験ですが、絶対に受かってやる!という思いの現役、1浪はずっと不合格続きでしたが、その後の2浪ではなんか吹っ切れた感じで受験することができました。

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現役、1浪の時は、勉強していなかったわけではなく、一応自分では頑張ってやってたつもり。

浪人して予備校ではたくさん授業も受けて模試も一応成績がよかったと思うけど、本番の結果が全て不合格・・・

こんなに一生懸命勉強しているのに、なんで????

って、疑いました。

自分自身の考えが甘かったんでしょう。

けど、そんなことで落ち込んでいてもしょうがない。

今僕は生きてるんだ!

やるしかない!!

もし不合格でも何年も合格するまでやってやる!!!

と思うようになりました。

何か背負っていたものがなくなったというか、そんな感じで2浪めの大学受験では気負いなく伸び伸びできましたね。

受験会場でもすごくリラックスしていましたね。それがよかった。

後に通うことになった学習院大学の受験では、英語がほぼ全部できて(奇跡!)、物理の試験も問4だっけな?適性検査型のような全て自分で数値を設定しないとできない問題。設定してこれでいいのかな?いや絶対に正しいだろう、という自信で解いた結果合格をいただきました。

当時の学習院大学の理学部はあまり人数取らないので倍率が6倍(実質倍率はわかりませんが)だったと思います。まさか合格するとは思わなかったので、合格発表日忘れていて、友人と御茶ノ水にギター見に行く約束して池袋駅で待ち合わせしてました。

そんな経験があってからは、変に意気込んだら駄目なんだと思うようになり、大きな舞台では緊張するはするんだけど、なんとかなると思えるようになり、ある程度気が抜けるようになったのかなと思います。

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