すごく怖いのが、この“なあなあ”の関係が勉強にまで及ぶことです。

自由な雰囲気の学校では、

たとえば、

授業が進まなくても構わない・・・

とか、

テストをわざとすごく簡単にして平均点を上げるとか・・・

（平均点が低いと会議になりますが、その会議をするのが担任が面倒くさがるのです）

授業妨害をする生徒を担任がかばったり・・・

本当に外の世界の人が聞いたら、あきれかえるような事態になっています。

では、こういう状況を見て、保護者が学校に抗議すれば改善されるのか？というと、全く改善されません。

親の意見を聞いて改善に努めますが、学校の雰囲気というのは、なかなか急には改善されないものです。だからと言って、このままでは良いはずがありません。

しっかり保護者様がお子様の学力状況を常に把握し、何か問題があったら学校に頼らず、早い段階から対策を打つほうがいいです。

たとえば学力が下がってきたな、と思ったら、できるだけ早く学力が元に戻るような対策を考えることです。

お子様には大学受験が待っています。

このまま放っておくと、大学の受験勉強を高校3年生になってから、本格的に始めることになってしまいます。

そうなると、時すでに遅し・・なんですね。そうならないように、早め早めの行動が必要です。

保護者の方々は、お子様が見事、私立中学や高校に合格できて、一安心なのですが、学校の動向やお子様の成績の変化など、もう少し・・見守ってあげて下さい。

大変だと思いますが、大学受験まで、です。あと少し、がんばって下さい。