その理由というのは、

「習ったものを試せる場が必ずある」

からです。

小学生は必ず中学生になり、必ず英語を勉強します。これはもう決まっていることなのです。

そこで、小学生のうちから中学校の英語を先取り学習しておけば、中学1年生になったときの英語が全然楽ですし、慣れない定期テストの負担も減ります。英語という初めて習う1教科の負担が減るとだいぶ違います。そこで

「小学生の時に英語を勉強していてよかった」

ということになるでしょう。

それに対して、英会話の場合、習っても英会話を試せる場が非常に少ない、ということです。

たとえば、近々ロサンゼルスに行ったり…などというように、英語を話す場が確実にあれば良いと思います。

しかし、日本国内に住んでいるならば、英語を使って話す場というのは、限られていると思います。

よって、英会話を学習しても、それをいつどこで使えばいいの？ということになり、習ったことを試さないうちに記憶が薄れてしまいます。

先の将来のため、という考えもありますが、試せないと忘れてしまいます。まずは、遠い将来よりも、まずは近い将来だと私は考えます。

少年サッカーだって練習してそれを試せる場の試合があって、勝った負けたがあるからこそ楽しいわけです。練習ばかりじゃ嫌になってしまいます。

少年サッカーのページ

勉強も同じです。

学習したことをどこかで試さなければつまらないわけです。

英語学習は本当に色々な考えがありますが、私は、このような観点から中学校英語をお勧めしています。