文の書き方について、形式的なことを教わった子の場合、文章を読むとそれがすぐにわかります。作文や長い文章の答えでは、読むと、あ、この子はどこかでこういう書き方を教わったんだ、ということがよくわかります。

そういう子を、学校側がはたして取るでしょうか？私は私学では取るかもしれませんが、公立中高一貫校では取らないと思います。こういう勉強の仕方をしたら明らかに不利と考えています。

だって、

そんなんじゃ、その子がわからないじゃないですか。

教わった書き方に忠実に子供が書くと、通り一遍の書き方になってしまい、その子の内面が見えてきません。

平塚中等教育学校に合格するための塾選び、それで大丈夫ですか？
http://hgjuku.blog.jp/archives/4711401.html

先日、当塾に保護者の方が相談にいっしゃいました。お話する中で、私は「たまにはご家族でゆっくりと旅行をすることも大切ですよ」と言いました。世の中には色んな情報がありますが、インターネットが発達した今、その場所にいかなくても、なんとなく、その状況がわかる世の中です。しかし、色々なところに行って、実際にお子様が自分で見て感じることが、とても大切です。

これから長い目で公立中高一貫校の受験をお考えの方は、小学4年～6年の間に数回、学校を休ませてでも、ぜひご家族で海外旅行へ行ってみて下さい。できれば、ツアーじゃなく、航空券だけ買って、親が全部計画を立てるような旅です。頭の柔軟さは、紙の上や、ネットの上でなく、リアルな体験から来ると私は考えます。

受験生だからこそ家族旅行にも行くべき理由
http://hgjuku.blog.jp/archives/5320634.html

ですから、このブログを読んで、気になって教室まで足を運んで下さる保護者様も多いですが、読むだけでなく、実際に来てみて初めてわかって頂くことも多いです。そんな保護者様の行動をお子様はしっかり受け止めるものです。そういうご家族のお子様がきっと合格に近い位置にいるんだろうなと思います。

公立中高一貫校の合格者はもうすでにずっと前から決まっている
http://hgjuku.blog.jp/archives/9111347.html