
以前、私はとある大学受験予備校で、横浜翠嵐高校の生徒たちを指導する機会がありました。
横浜翠嵐高校といえば、神奈川県内でも最難関と呼ばれるトップ校です。そこに在籍する生徒たちなのですから、当然、学力は高い。少なくとも「勉強ができる集団」であることは間違いありません。
初回の授業で、私はあえて“解ける内容”、いわゆる基礎的な部分から丁寧に説明を始めました。
大学受験、とくに理系科目では、応用力が重視されます。しかし、その応用力は空から降ってくるものではありません。必ず「入口」があり、その入口でどれだけ理解を深められるかが、その後の伸びを大きく左右します。
ですから私は、
「ここは簡単だから飛ばそう」
「もう知っているから説明はいらない」
そういう授業は一切しません。
基礎を、基礎として終わらせない。
どう応用につながり、どこでつまずくのかを見据えながら、あえて時間をかけて話す。
それが私の授業スタイルです。
ところが、その初回授業で、はっきりと二つのタイプに分かれました。続きを読む


















